北九州FCスタッフブログ 北九州FCの活動記録! 北九州で撮影中の映画やドラマの撮影情報が見られるかも?北九州FCスタッフブログ

相棒-劇場版IV- 北九州フィルム・コミッション「相棒 -劇場版IV-」特集サイト 相棒-劇場版IV- 北九州フィルムコミッション特別映像をご覧になれます!! 相棒-劇場版IV- スペシャル映像 第2弾 絶狼<ZERO>-DRAGON BLOOD- 2017.1.6(金)よりテレビ東京ほかにてスタート 特設ページはコチラ!

2014 年 10 月 5 日

秋の夜長に

カテゴリー: 『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~, 未分類 — nakano1 @ 7:28 PM

芸術の秋。文化の秋。スポーツの秋。

今日は、各地で運動会が開催されてましたね。子ども達が一生懸命、走ったり、転んだり、抜きつ抜かれつリレーしたり、スリリングであり、感動的でした。

さて、私中野、今週もまた「ゲオ」さんに赴き、北九州FCロケ支援作品を探求しました。 今回レンタルしたのは『ワイルド7』。監督は羽住英一郎さん。

ある日、“ワイルド7”の出動を要する事件が発生。メンバーたちが犯人を追い詰めた瞬間、謎のスナイパーが現われ犯人を射殺して逃走する。ワイルド7の飛葉(瑛太)はスナイパーを追跡するものの見失ってしまう。飛葉は、追跡の際に迷い込んだ埠頭(ふとう)のクラブで黒髪の美しい女性ユキ(深田恭子)と出会い、惹(ひ)かれ合うようになるが、ユキには秘密があった。

戸畑区の旧区役所や門司港レトロ、小倉駅などで撮影された、ワイルドな、スリリングなお話しでした!

あー楽しかった! まだまだ、沢山ある「北九州FC支援作品」。また来週借りに行こう!!

2009 年 4 月 17 日

『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~第9話

カテゴリー: 『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~ — takaya @ 11:04 PM

「あの夏は終わっていない」

 

2007年秋。BOSS日々谷「絶対におっぱいバレーを取るぞ!」

この一言から始まったおっぱいバレーへの道。

多くの人の協力によってそれが実現し、

ドキドキしながらクランクインを待ち、

撮影に入ると毎日が跳ぶように過ぎて行き、

クランクアップが近づくにつれてなんだか寂しい気持ちが募っていく・・・

 KFCが全力で駆け抜けたおっぱいバレーの道は、

まるで子供のころの夏休みのように、あっという間に、終わってしまいました。

 

北九州でのラストカットは、バレーの練習のシーンでした。

美香子先生がゆっくりと打ち込むボールを6人組が順番にレシーブするシーンです。

夏の太陽の下で、美香子先生は優しく微笑みながら。6人組はどこまでも明るく楽しそうに。

とても朗らかでほのぼのとした空気が流れ、ラストカットということもあり、

見守るスタッフも全員特別な感情に浸りました。

本当に特別な時間でした。

愛すべき美香子先生と6人組の楽しそうな姿をずっと見ていたい。

この特別な時間、幸せな気分にもっと浸っていたい。

羽住監督は、「カット」をかけることが出来ませんでした。

結局、フィルムを回しきるまで撮影が続きました。

カメラマンの西村さんからフィルムが終わったサインが出て、

助監督の「北九州ロケ、オールアップです」の声と同時に泣き出す6人組。

抱き合うスタッフ、キャスト。

2008年8月31日。

羽住監督の最後の挨拶

「子供の頃、8月31日はとても寂しい日でした。そして今、全く同じ気持ちです。」

2v1i23222
    北九州ロケ クランクアップ!!スタッフを前にしてあいさつをする監督。  2v1i23111
     BOSSも挨拶を!胸の「全力」が光ります!

 

熱い夏を全力で走り抜けた羽住組。

でもあの夏はまだ終わっていません。

なぜなら、羽住監督はまだ「カット」をかけていないのだから。

(せいの)

 

『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~
第一話
第二話
第三話
第四話
第五話
第六話
第七話
第八話


『おっぱいバレー』公式HP

2009 年 4 月 3 日

『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~第八話

カテゴリー: 『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~ — takaya @ 9:28 AM

久々のブログ登場で緊張気味のせいのです。

さて「おっぱいバレー」の公開も迫り盛り上がってきましたね。

KFCのスタッフもPRに毎日全力投球中です。

さて、久しぶりにおっぱいバレーへの道、

今日はKFCの信念の一つである「FCは地域の番長たれ!!」を実感したロケエピソードを紹介しましょう。

 

8月中旬萩原電停前の大封鎖も見事に乗り切り順調にロケが進む羽住組。

KFCは次の山となるロケをにらんでいた。

南小倉中学校グランドでの全校集会のロケである。

真夏の炎天下、グラウンドで300人の生徒さんのエキストラ参加

しかも季節の設定が春のためエキストラさんの制服は冬服

ロケ中に一人でも倒れたら撮影中止である。

このロケにあたって

消防局に要請し、救急救命士に現場に来ていただくことにした。

不測の事態に備えて大変心強い存在だった。

 そしてロケ前日

BOSS日々谷「明日、FCはジャンバー着てやるぞ!」

せいの・やま「!!・・・エキストラさんだけに暑い思いをさせるわけにはいかないですね!」

こうして、当日、せいのと山ちゃんはKFCジャンバー、BOSSはナント革ジャンを着込んで、雲一つない灼熱の太陽の下に飛び出した。

r0016665p1040485
8月の北九州でKFCジャンバーを着た山ちゃん。  BOSSは革ジャンで生徒さんを見守る。

 

気温はぐんぐん上昇していく。

ジャンバー着用のわれわれはもちろんゆでダコ状態だ。

照明部スタッフ「なんでFCはそんなかっこしてるの?」

山ちゃんは「エキストラの方と暑さを共有するためです。」と生真面目に答えていた。

それを聞いた照明技師の三善さんは笑いながら「まだまだだな。そんな答えじゃ。BOSSは『寒いから』って言ってたぞ。」

(BOSSはきっと涼しい顔して言ったに違いない。さすがだ・・・。)

ちなみにせいのは最初、山ちゃんと同じようにまじめに答えていたが、途中から「ダイエットです。」と答えることにした。

 

ロケにあたってのBOSSからの指令は

「スタッフに任せるんじゃなくて、FCが仕切るぐらいの気持ちでエキストラのことを考えろ!撮影を止めても構わない。」

「とにかく生徒一人ひとりの顔をよく見ろ!少しでも様子が変だったらまめに声をかけろ!倒れる前に連れ出す。」

 ということだった。

生徒の変化にいち早く気づくこと。

水の補給や休憩を取るタイミングなどスタッフ任せにせず自分たちで考えて、

スタッフが気づかないようならそれを促がすのだ。

 同じ暑さを体感しないと、エキストラさんがどんな状態か本当には分からない。

それが分かってこそ「のどが渇いてきただろうから水を配ろう」とか

「そろそろ休憩を入れないときついかも」といったエキストラさんへの気配りができる。

FCジャンバー着用はこういうことだったんだ・・・。

 

KFCは東京から来ている撮影隊に「北九州のことは任せろ!」と、何の気兼ねなく撮影出来る環境を高レベルで整えるのと同時に、

撮影行為から市民の生命、財産、時間、プライドを守るという役割も果たさなければいけない。

これがBOSSの言うところの「番長の責務」である。

 

この日は6人の生徒さんが気分が悪くなり途中棄権した。やはり過酷な環境での撮影であった。

しかし、倒れた生徒さんはいなかった。

6人とも倒れる前に、体調の変化を読み取って連れ出すことが出来た。

救急救命士の皆さんの強い使命感を持った眼力と適切な助言に心から感謝します。

(せいの)

 

『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~ 絶賛連載中!
第一話
第二話
第三話
第四話
第五話
第六話
第七話


『おっぱいバレー』公式HP←特報映像は必見です!

2009 年 3 月 4 日

『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~ちょっといい話(第七話)

カテゴリー: 『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~ — hibitani @ 2:48 PM

おっぱいバレー試写会の日に感動のご対面がありました。
主役の一人は羽住監督。
もう一人の主役は萩原に住んでる小学生の楽々(らら)ちゃん。

楽々ちゃんは昨年夏の萩原大封鎖ロケにエキストラとして参加してました。
そして、映画館のセットと映画用に生まれ変わった街の姿と大規模な撮影に感動し、その様子をノートに書くことにしました。
書いてるうちに色んな疑問が浮かんできて、お母さんに聞いたり自分で調べたりしましたが、興味は尽きません。
「そうだ!監督さんに聞いてみよう」
楽々ちゃんは羽住監督に手紙を書き、びっしりと書き込まれたノートと一緒に送りました。

受け取った羽住監督は、ノートを見てびっくり。
映画館のセットのこと。撮影用のレールのこと。色んな質問もありました。
「なんて好奇心の強い子なんだろう!」
羽住監督はどのように返事を書こうか悩みました。
映画館のセットを作ったデザイナーの北谷さんにも相談しました。
「おっぱいバレー」に出てくる原田先生のように何日も悩んで考えました。
そして、楽々ちゃんのノートと同じようなノートを買ってきて、
一行空けながら書く楽々ちゃんの書き方を真似て書き始めました。
イラストや台本のコピーも交えて、丁寧に、分かりやすく、楽しいノートを作りました。
そして、楽々ちゃんに送ったのです。

羽住監督のノートはクリスマスイブに届きました。
「まさか返事がもらえるなんて!しかもノートまで!」
感激した楽々ちゃんと家族は、お礼の手紙や楽々ちゃん特製の「OPVキーホルダー」を送ったりして監督との交流が始まりました。

そのお話を監督から聞いたKFCは、ご対面の場をセットすることにしました。

そして、迎えた3月2日
花束を手に感激している楽々ちゃんを笑顔で迎える羽住監督。
感動の対面シーンでした。
p1030967

そこに登場するもう一人の主役
美術デザイナーの北谷さん。
北谷さんは萩原の映画館のセットのことを楽々ちゃんに説明するために
東京から映画館のミニチュアを持って来てくれました。

p1030955p10309556

このミニチュアは、実際に映画館のセットを作る前に、北谷さんが監督にイメージを伝えるために作ったもので、萩原の町並みをバックに、電飾もあり、看板も3種類チェンジ出来る素晴らしいものでした。
そしてナント、このミニチュアは楽々ちゃんにプレゼントされました。

p1030988

羽住監督の演出の世界、北谷さんの映画美術の世界を聞いて、ますます映画制作に興味を深めた楽々ちゃん。
忘れられない一日になったと思います。
(日々谷)

『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~ 絶賛連載中!
第一話
第二話
第三話
第四話
第五話
第六話

『おっぱいバレー』公式HP←特報映像は必見です!

2009 年 1 月 4 日

『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~第六話

ロケ地を探すことを「ロケハン」といいます。ロケーションハンティング。
今日は、『おっぱいバレー』でロケハンが難航したロケ地の一つ「葛原5丁目公園」が決まったときのお話です。

<ただ場所を探すのがロケハンじゃない>

制作部とロケハンに駈けずり回る山ちゃんは、あるロケ地を探すのに苦戦していた。
この場所でのシーンは、バレー部員・江ブーが城を探す途中、H雑誌を発見し、また城が中井先輩のバイクを蹴り倒すところを見つかって、連れて行かれる場所となるのだが、なかなかよい場所が見つからない。
台本上「住宅脇・焼却炉」となっているが、そもそも、焼却炉自体が、現在は環境への配慮のためほとんどない。
そのため路線を変えて「公園」を探していた。
地図上の公園をしらみつぶしに探していく。

演出部からのリクエストのポイントは
「団地内の公園」で、「線路沿いで電車が見える場所」または「工場の見え方がいい場所」
しかし、なかなかよいところが見つからない。

事務所で後方支援部隊となっていたBOSS日々谷とせいのも必死で考えていた。

BOSS「せいの。なんか他に思いつかないのか?」(苛立ちを隠せない)

せいの「・・・葛原5丁目公園・・・とかどうでしょうか?」(まったく自信なく)

BOSS「いい感じなんか?」(ちょっと期待?)

せいの「いや。僕の家の近所なんです」(根拠なし!)

BOSS「・・・。見に行ってみるか!」(ワラにすがってる)

今みんなが探している公園とはまったく性質が異なる(高速道路の高架下で無機質な感じ)し、当然演出部のリクエストにも全然当てはまらない、時代設定も合わないかもしれないが、なんとなくシーンの雰囲気には合うような気がして言ってみた。
こうして、BOSSとせいのは、葛原5丁目公園に向かった。


正直苦し紛れで思いついた場所だったが・・・。

しかし、ここでのBOSSの反応は、せいのにとっては予想外であった。
まず、現場の見方が僕たちと違う。そして時間をかけて集中して想像している。
たぶん本番時の風景が見えているんだと思う。
正直ここまで真剣にBOSSが見るとは思わなかった。


現場でじっと考えるBOSS

長い沈黙の後、突然、BOSSが笑い出した。

BOSS「せいの、でかした!ココで決まりだ!」

せいの「え~っ!どうしてですか?」(予想外!)

BOSS「いいか。まず江ブーがここを通り、H雑誌を発見する。雑誌の在りかはあのハシゴの上だ!」

せいの「あんな上ですか?」

BOSS「そうだ。そして、江ブーは、雑誌を手に入れるため、汗だくでハシゴを登る。ここは海猿・仙崎大輔っぽくやる。」

せいの「海猿をパロるんですか!」(爆笑!)

BOSS「城と仲居先輩の芝居場はあそこで、最終的にココを通り抜けていく。江ブーとの位置関係が面白い」

せいの「いーですよ!それ最高です。でもいいんですか?」
(演出部のリクエストとも違うし、台本にない展開を勝手に作ってる!)

BOSS「いいんだよ!面白いから。」

後日、現場にて羽住監督に独自の演出の説明をするBOSS。羽住監督も爆笑!
結局、BOSSの演出が採用され葛原5丁目公園に決まった。
実は、このロケハンに限らずせいのは、BOSSの同じ姿を何度もみている。
そして、せいのはずっと感じていた。

「やはりBOSSは普通のFCじゃない。プロだ!」

独自の演出を考えることもすごいことだが、
もっとすごいのはその演出をまったく物怖じせずに監督にぶつけていくことだと、せいのは感じている。
ともに映画をつくっているスタッフの一員であるというBOSSの強い自負と責任感がそうさせるのだ。

ここなんだ!北九州FCの強さの秘密は!

ただイメージに近い場所を提案するだけではダメなんだ!
もっと想像して自分なりに演出を考えてやらないといい提案は出来ない!


写真は不審者ではありません。BOSSの演出つきロケハンで役者になりきるせいの

このロケハンのあとに、羽住監督とBOSSとせいので飲みながら話す機会があった。
そのとき監督は、BOSSの演出を振り返ってこういった。

「台本に書いてある場所・設定は絶対じゃない。
このシーンで、見ている人に何を伝えたいのか?それが重要なんだ。
それが伝えられる最善の方法を考えることが大事なんだ。」

それを、聞いているBOSSはとても満足そうだった。

こうして難航していた公園のロケ地が決定した。
撮影本番中は笑いを堪えるのに必死だった。(せいの)
『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~ 絶賛連載中!
第一話
第二話
第三話
第四話
第五話

『おっぱいバレー』公式HP←特報映像は必見です!

2008 年 12 月 29 日

『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~第五話

久しぶりに『おっぱいバレー』への道です。「なに、それ?」というかた。無理もありませんFCブログの大型連載ですがしばらく中断していました。以下バックナンバーを読んでみてください。
『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~ 絶賛連載中!
第一話
第二話
第三話
第四話

『おっぱいバレー』公式HP←特報映像は必見です!

さて今回は『おっぱいバレー』のロケ地にまつわるお話をしたいと思います。
今日は、駅前を一日封鎖してロケを行なった「筑豊電鉄萩原電停前」について振り返ってみます。

<萩原電停前を封鎖せよ>
『道路封鎖』
撮影に関わるものなら一度は、あこがれるこの響。
「マラソン」「駅伝」「自転車レース」「お祭り」
そのイベントだけのために、普段、車が往来する道路を占有してしまう、この行為。

我々KFCはこの作品の時代設定から、メインとなる「駅のある街」の設定を「萩原」に定めていた。
萩原はそのまんま昭和50年代の街だ。
味のある駅舎に、キュートな筑豊電鉄の車両、遮断機のない踏切、そこに5方向からの道が交差、
そして、公園と昔ながらの商店街。
完璧だ!

「ナイスおっぱい!」羽住監督は興奮気味に叫んだ!まさに即決!

羽住監督が街を隅々まで歩き回り演出を考えている。

監督「あそこのビルを映画館にして、街中にレトロカーを走り回らせて・・・」
(テンションがあがっている!)

せいの(これは道路封鎖どころか街全体を封鎖しないと出来ないんじゃ・・・。大変なことになるぞ~)ビビる。

羽住監督「健ちゃん(羽住監督は付き合いの長いBOSSをこう呼ぶ)ココはガッツリやってもいい?」

BOSS「やりましょう!」

「駅前5差路大封鎖。町全体オープンセット大作戦」の方針が決まった!
うおっー!やるしかない!

BOSS日々谷「絶対に成立させるぞ!」
北九州FC、全力Rock’n'Rollモードのスイッチが入った!

基本的に、道路使用、占有の許可を得る場合、道路の持ち主である市(この場合は市道なので)、
そして警察の許可が必要である。
BOSSの作戦はこうだ。
「道路での撮影は一般車両にとっては迷惑な行為だ。その苦情は警察に入る。
まして今回は完全封鎖だ。警察が慎重になるのは当然だ。
じゃあどうする?
苦情が出ないようにする。それには地元の理解と協力体制が肝要。
逆に地元から警察に対して

「一緒に映画づくりで街を盛り上げたいんで許可を出してください。よろしく!」って要請があったらどうだい?

それに加えて当然、完璧な迂回計画と告知計画を出す。警察はNOと言えない。
そこで、まず、萩原電停付近の自治会、商店街の組合などと手を組む。
大事なのは、「お願いします」ではなく、

「一緒に映画を作りましょう!お祭りやりましょう」

と巻き込むことだ。それをもって、八幡西区役所の協力を得る。
そして、警察に対しては地元の盛り上がりを前面に交渉する。」

まず、萩原電停付近の自治会、商店街へご挨拶と撮影の説明および、協力依頼ならぬ撮影参加依頼に出向くことにした。
当初は、BOSSとプロデューサーで行くことにしていたが、羽住監督も自ら志願し一緒にいくこととなった。さすが、熱い男!
「一緒にお祭りしましょう!」
羽住監督とBOSSの熱い想いとノリが、やはり地元を動かした。
地元自治会長、商店街組合理事長の署名とともに撮影に対して協力を求める趣旨の文書を携え、八幡西区役所へ。
区長を含めた直談判で区役所のOKもでた。
もちろん綿密な迂回路計画や事前告知計画などの準備も万全だ。
警察署に「No」と言われる理由を全てつぶした上で、いよいよ警察署への申請である。地元の依頼文書と八幡西区の許可を携えて、またも署長を含めた直談判である。
地元の理解とその強い要望、万全の実施計画を前に警察署も許可をおろさない理由はなかった。

BOSSはよく口癖のようにいう
「世の中出来ない事なんて何もない。面倒くさいだけだ。」
出来ない原因を丁寧につぶしていけば殆んどのことは出来る。それをやるかやらないかだ。
「No guts,No glory,Go for it!!」
(ガッツのないヤツに栄光はない。やってみろ!)
羽住監督の大好きな言葉で北九州FCの座右の銘だ。

こうして8月2日、萩原電停前の大封鎖撮影が行われた。
映画館のセットの大看板の顔はBOSSだった。
この現場を成立させたことに対する北九州FCへの羽住監督の気持ちが伝わった。
駅前5差路、8ブロックを封鎖しての大撮影!まさに「映画は祭!ロケはRock’n'Roll」

「こんな撮影が出来るのは日本中で北九州しかない。」制作スタッフがつぶやいた。

数ヵ月後、BOSSの携帯電話にあるプロデューサーから電話が入った。
「お久しぶりです。噂になってますよ。街中でものすごい撮影やったそうですね。実は今、駅伝の映画の準備をしているのですが、東京都内を走るシーンが撮れないんです。」
・・・映画『風が強く吹いている』の撮影の話が始まった。
(せいの)

2008 年 10 月 7 日

『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~第四話

カテゴリー: 『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~ — takaya @ 6:18 PM

前回は『おっぱいバレー』の時代設定についてどうしてこの時代なのか?という話題でしたが、今回はもともと静岡県のお話がどうして北九州市のお話になったのか?この点についてご紹介していきましょう。

<わが街を舞台にするために>

第二話で提出した、提案書では原作本に比較的忠実にロケ地を探した。
しかし、第三話で紹介した時代設定の変更で、BOSS日々谷の次なる戦略は決まった。
「北九州を売り込む!」
「時代設定が変わったのであれば、街の設定も当然かわる。」と考えたKFCは、提案するロケ地を時代設定の変更とともに、北九州色の濃い場所に、転換していった。若戸大橋の見える坂道、屋上から工場地帯が見渡せる学校、筑豊電鉄など
「これは北九州だろう!」
という場所を意識的に提案していったのである。

5月の下旬、いよいよ北九州に羽住監督がロケハンに訪れる。
3日間で北九州を余すことなく約30箇所まわるという強行日程を組んだ。
『おっぱいバレー』のロケ地を勝ち取る!」というKFCの決意のあらわれであった。
今まで提案してきたロケ地を実際に羽住監督に見てもらうのだ。
FCとしてこれほどドキドキすることはない。

そして、ロケハン当日。
われわれの緊張をよそに、ハイテンションで北九州の風景に「ナイスおっぱい!」を連発する羽住監督。

手ごたえを感じたロケハンであった。

われわれFCの役目からするとわが街がそのままわが街として舞台になるというのが理想である。

しかし、通常、ロケ地がそのまま映画の舞台になるというのは、本当に限られている。今までにKFCが誘致支援してきた作品も、舞台が北九州であるものは少なく、圧倒的に他の都市の設定でロケが行なわれることの方が多い。例えば、『バトル・ロワイアルⅡ』のアフガニスタン、『初恋』の東京、『出口のない海』の呉、昔の広島駅や釜山駅に使われることもある門司港駅などなど・・・。このようにいろいろな撮影ができるのも北九州の強みではあるが、やはり北九州としてスクリーンに描かれてほしい。  
<写真説明>左上/廣島駅となった門司港駅  右上/新宿駅南口の階段になった新砂津橋
左下/アフガニスタンの荒野となった某砕石場 右下/戦時中の呉の海軍基地となったJR小倉工場

そこで、誘致の段階からできる限り北九州らしい風景を売り込む。
 その結果として、最終的に当初の設定を変更して北九州が舞台になった作品は、実はもともと北九州が舞台であった作品より多いのだ。

『おっぱいバレー』のロケ誘致は当然、さらに舞台を完全に北九州にしてしまう!

かつて、『プルコギ』『この胸いっぱいの愛を』など数々の作品に企画段階から関わり、その舞台設定を他都市から北九州にかえて誘致してきた、BOSSにとっては自然の成り行きであった。
しかも、今回は熱い友情関係で結ばれる羽住監督とのタッグである。

はたして、KFCは『おっぱいバレー』ロケ地はもちろん、「北九州が舞台の物語」という、二つの勲章を得たのである。

こうしてKFCは『おっぱいバレー』への道を見事に走りきったのである。

しかし『おっぱいバレー』の道は、まだまだ続く。
われわれは『おっぱいバレー』の入り口にたどり着いたに過ぎないのだ。(せいの)

『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~ 絶賛連載中!
第一話
第二話
第三話

2008 年 9 月 22 日

『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~第三話

皆さんは、今回の『おっぱいバレー』の時代設定1979年を不思議に思ったことはないでしょうか?原作では特に時代設定があるわけではなく~KFC秘話~第二話で紹介した提案書も特に時代設定を考えていませんでした。
今日はそのときの秘話に迫りましょう。

<東京へ>
完成した提案書を手に、BOSS日々谷は東京に向かった。
説明すると、KFCは年に4回は上京する。東京の撮影関係者から情報を得るためである。撮影隊にとってやはり北九州は遠く撮影に来るには、予算もかかり、かなりの勇気がいる。北九州は黙っていてもロケがやってくるわけではない、そこで、KFCはその発足当初から積極的に東京に売り込みに行くのである。ちなみに日々谷が持つ映画界の人脈は全国100のFCの中でぶっちぎりのNo.1であり、東京に行くと強盗のように映画を誘致してくる。さすがBOSS!
さて、今回の上京の最大の目的は『おっぱいバレー』の誘致である。もとより羽住監督と気心の知れた間柄であるBOSSはこの出張中に羽住監督と『おっぱいバレー』についていろいろな話をしたようで、
出張先の東京から電話で
BOSS「おっぱいバレーの時代設定は1979年だ!走れ!」
せいの「えっ!!」
時代設定が古い話はKFCの得意とするところではあるが、やはり制約が多いため大変なのは、経験の少ないせいのでもよくわかる。
1979年とした理由はこうだ、
「ネットやらで衝撃的な映像が簡単に見れてしまう今の中学生より、道端に落ちているHな本や、ちょっとHな深夜番組にどきどきしていたあのころの中学生のほうが『おっぱい』を見るために必死でがんばる姿にリアリティーがある。」ということだった。

うん、確かにそうかもしれない。自分にも覚えがある。
早速、方向転換である。
「古い校舎を持つ中学校を紹介してください。」新たに6校の中学校にロケハンに向かった。
さらに、古い町並みも必要になってくる、北九州FC全力ロケハン、スイッチON!

早速、A4、91ページの超大作提案書第二段を送付!


提案書の表紙は1979年イメージ。不良学生の左は何を隠そう当時のBOSS(コワイっす)

自信は100%あった。BOSSは取ると決めた作品は命がけで取りにいき、そして絶対取る。

「映画は祭だ!一年に一回来る祭を待っててもつまんないだろ!俺たちで祭を作るんだ!」

そのBOSSの気合いと執念と行動力はKFCの伝統となり僕たちにも伝わっている。

こうして、他のFCがスタートラインに立つことすらないうちに、『おっぱいバレー』への道をブッチギリで独走するKFCであった。(せいの)

『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~ 絶賛連載中!
第一話
第二話

2008 年 8 月 26 日

『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~第二話

「北九州市教育委員会」  『おっぱいバレー』

こうして文字を並べて見るだけでも、この二者が相容れるのは難しいと思えた。
原作本を入手したBOSS日々谷がまず目を向けたのは、教育委員会だった。

「教育委員会の協力が得られれば、各学校の校長先生も動きやすい。いずれ必要になるであろうエキストラ等諸々の協力も得やすい。」

この映画の誘致に際して避けては通れないまさに、キーポイント、それが、教育委員会だった。

~教育委員会への説明から帰ってきて~

BOSS「教育委員会が全面協力してくれる。明日から市内の中学校をロケハンするぞ。」
なんと、教育委員会から全面的に協力するとの回答を得たのである。
前もって渡していた原作本を読んでくれた教育委員会の方の評判はとてもよかったようで、
「北九州市教育委員会」『おっぱいバレー』 夢のコラボレーション(あれ?ちょっと前に使ったフレーズだな)が実現した。 

まだ、台本もない状況ではあるが、まず原作の雰囲気に近いと思われる街並みと中学校を5校ピックアップしてロケハンへ。

<とある中学校>

せいの「中学校を舞台とした映画の撮影で舞台となる中学校を探しておりまして・・・。」

先生「ああ、おっぱいバレーね。教育委員会から聞いてるよ。」

せいの「(おおっ!!話がはやい!)ありがとうございます。それでは、体育館と教室と職員室と写真撮らせてもらっていいですか?あと屋上と校長室もお願いします。バレー部の部室なんかありますか?」一気にあつかましくなるせいの。

そして出来上がった北九州FC『おっぱいバレー』提案書第一弾(A4、60ページ超、写真150枚以上)がこれ!!

KFCは、北九州市教育委員会という心強いパートナーを得て、さらに『おっぱいバレー』への道を突き進む。

 

2008 年 7 月 27 日

『おっぱいバレー』への道~KFC秘話~ 第一話

羽住英一郎監督の最新作『おっぱいバレー』がついにクランクインしました。思えば長かったここまでの道のり・・・。
そうだ!長かった道のりを皆さんに知ってもらおう!!

昨年秋のこと、われわれ北九州FCは羽住英一郎監督が『おっぱいバレー』を撮るとの情報を得た。この情報はおりしも北九州FCに復活していたBOSS日々谷と羽住監督の友情関係の賜物である。
しかし、それだけで撮影隊が北九州までやってくるほど甘くはない。
このアドバンテージを最大限に生かすためにBOSSの次なる戦略は

「どこよりも早く撮影環境、協力体制を整える!!」

こうしてKFCは『おっぱいバレー』への道をひた走ることとなる。

『おっぱいバレー』という題名にして『中学校が舞台』という設定がゆえに

<数ヶ月前北九州市某本屋にて>
BOSS日々谷より「この作品を撮るためには、教育委員会の協力が欠かせない。作品のイメージをつかむのはもちろん、教育委員会を説得するために原作本を10冊準備するように」との指令を受け本屋に来たせいの。

書棚をくまなく探すも見つけられない。
あたりを見回して本屋の店員をチェックするせいの。男性の店員はいない。
しばらく待つがあきらめたようにレジの女性店員に近づく。

(小声)
せいの 「あのー、おっぱいバレーという本はありますか?」 

(意表をつかれたような顔で)
女性店員 「はい?」 

(今度はもう少し大きな声で)
せいの 「おっぱいバレーという本がほしいのですが・・・。」

女性店員 「おっぱいバレーですね。在庫を確認しますので少々お待ちください。」 
意外と事務的なのが、かえって辛いせいの

以降今日に至るまで、見ず知らずの人に白昼「おっぱいバレー」「おっぱいバレー」と、言葉をやりとりすること数知れず。

あるときは女性の校長先生に、あるときは協力依頼先の女性社員に。

もはや「おっぱいバレー」という言葉に洗脳されてしまったせいのは、クランクインの2週間前にこんな格好をしていました。

そしてついに「おっぱいバレー」解禁です。(?)
皆さんも「おっぱいバレー」と大きな声で言ってみましょう!

素敵な響きでしょ?

大丈夫、大手を振って言ってください。新聞にも載ってるんですから・・・。(せいの)

© Kitakyushu Film Commission.
Powered by WordPress